熱伝導性の低い材質の絶縁(電気)スペーサ
成形品
測定器の光源ホルダ(絶縁・放熱用スペーサ)
測定器の光源ホルダ(絶縁・
放熱用スペーサ)
課題・要望
・非磁性、絶縁材を使用する必要があった、
・ガラス加工品のため高価
・光源、熱源とアルミホルダ間で絶縁を取る必要がある
・発熱による不具合を抑えるため放熱性が必要
・組み込み時の勘合公差が厳しい
解決事例
クーリエ MSW1305による絶縁スペーサ
・非磁性、絶縁性
・二次加工レスでの高い幾何精度
・高い熱伝導率を有することにより放熱経路として機能した
・絶縁性かつ熱伝導率(6W)を有している
・低成形収縮率(0.16%)、等方性であるため精密成形が可能
エポクラスター®が採用されたポイント
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樹脂の特性
- ● 絶縁高熱伝導材かつトランスファー成形での対応が可能
- ● LDをダイキャストのホルダに組み込む際に絶縁性が不足していた
- ● 絶縁を他の素材で確保すると放熱性能が不足し、発熱による機器不具合が発生する
- ● LDをホルダに組み込む際にガタツキが発生しないようある程度の幾何公差が必要
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樹脂化時のメリット
- ● 代替前の材料に熱伝導率が加わったことで、製品性能の向上に寄与
- ● 絶縁、放熱性能を持たせつつ、加工レスで嵌合公差を満足する製品が実現